2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
↑Skeletal reconstruction of Triceratops sp. USNM 4842. After Hatcher et al. (1907) and Paul and Christiansen (2000). Scale bar is 1m. またしても角竜ネタなのには突っ込まないでほしいところである(こういうのはねぇ、勢いが大事だと思うよ、うん…
Skeletal reconstruction of Centrosaurus apertus (formerly Monoclonius nasicornus) based on AMNH 5351. Scale bar is 1m. ケラトプス科角竜というと、一般向けの本にはよく「首から後ろに違いはない」的なことが書かれている。実際にはそんなことはない…
全然仕込みができていないので、ほったらかしにしていたネタ(Pelitzさんありがとう!)をちょいと書きたい。Twitter(よせばいいのに始めた男)にちょっと書いたのだが、補足も入れて適当に書こうと思う。 ヘル・クリーク層(というかランス期の北アメリカ…
↑Top: "Stygivenator molnari" LACM 28471. Middle: "Raptorex kriegsteini" LH PV 18. Bottom: Tarbosaurus bataar MPC-D 107/7. 科博のリニューアルで、「ティラノサウルスの幼体」が展示されることは皆様はとっくにご存じのことだろう。また、MORの「ティ…
色々あってここ数日ほどほどに忙しい筆者である。明日は科博のオープンラボ(チャリ圏内)なのだが、筆者はJKに化石のクリーニングを教えるので忙しい(予定)。来週の土日は某堆積学会を覗きに行こうとも思っている。 そういうわけでかれこれ一週間はトリケ…
本ブログをご覧になっているということは少なからずインターネットに接続できる環境が整っているわけで、何かと恐竜がらみの情報はネットで集める方が(今時)ほとんどだろう。 恐竜がらみの情報を扱うサイトというのは(場末の我がブログも含めて)星の数ほ…
そういえば(唐突)、かれこれ1年近く地元(決して近所ではない)の博物館に行っていなかった筆者である。油断していると開館20周年記念の企画展「マンモスが渡った橋 氷河期の動物大移動」へ行きそびれるところであった。 受け付けのおねいさんの奥にいきな…
↑Skeletal reconstruction of Neuquensaurus australis. Based on MLP Ly 1–7 (holotype), MCS-5, MLP-CS 1096, MLP-CS 1104, MLP-CS 1050, MLP-CS 1306, MLP-CS 1169, MLP-Av 2069, and MLP-CS 1102. Scale bar is 1m (for MCS-5). Notes: additiona…
↑ディプロドクス科の系統図。Tschopp et al. (2015)より 先日新たなディプロドクス科恐竜が記載されるという話をちょこっと書いたのだが、実際に出版された論文はとんでもない代物だった。ディプロドクス科のレビューと系統関係の仕切り直しだったのである。…
↑CMN 343, holotype of Richardoestesia gilmorei. A, left dentary (latelal view). B, right dentary (medial view). C, reconstructed right dentary (medial view). Scale bar is 10cm. Modified from Gilmore (1924). 白亜紀後期の北米の恐竜相を語る上…
↑Skeletal reconstruction of "Menefee centrosaurine" NMMNH P-25052. Two dorsal vertebrae, ribs, and partial sacrum also recovered. Notes: cervical vertebrae are fused. Scale bar is 1m. 読者のみなさまは、筆者が角竜好きであることをとうの昔に…
マリンカイザーショックから3ヶ月が過ぎて、ようやく心の傷も癒えてきた筆者である。別にマリンカイザーがものすごく欲しかったわけではなくて、マリンカイザーの「先」を楽しみにしていたのだ。とか言いつつ実際問題HMMマリンカイザーはとてつもなくカッコ…
もろもろの事情で2月はブログの更新がとびとびになっていたわけである。もろもろというのは6割がた追い出しコンパなのだが、残りの4割は本業の方である。 本業とは言っても、筆者の卒業研究は某県の上部●亜系から産出する化石の再検討で、古生界や新生界は対…