2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
↑レプトケラトプス科の未定種Leptoceratopsidae indet. RTMP 82.11.1 腹側から骨格を見ている点に注意。スケールは10cm Tanke, 2009より 珍しく中4日空いたわけであるが、集中講義で疲れた体を引きずって帰ってみれば、無線LANがアッーしていたのである。前は回…
↑左:セレンディパケラトプスSerendipaceratopsの左尺骨 右:ノトケラトプスNotoceratopsの左歯骨 スケールは10cm Rich et al., 2014より改変 角竜と言えば北半球の特産である(最近ヨーロッパからもいくらか見つかるようになった)。が、賢明なる読者の皆様…
http://pomu.town.mukawa.lg.jp/secure/3515/%e6%81%90%e7%ab%9c%e7%94%a3%e7%8a%b6%e5%86%99%e7%9c%9f%e5%ba%83%e5%a0%b1%e3%82%80%e3%81%8b%e3%82%8fweb.jpg ↑函淵層群産ハドロサウルス類の産状。関節している点に注意。むかわ町立穂別博物館より ご存知の…
↑アウグスティノロフス・モリシAugustynolophus morrisiの骨格図。 模式標本LACM/CIT 2852(成体)とLACM/CIT 2760(亜成体)に基づく。 体骨格はかなり完全だが、仙椎や腰帯、肋骨の多くを欠いている。プロポーションは写真やサウロロフスの骨格に基づくも…
Q:魔王様、いつもこのブログの記事がgdgdな件でありますが… A:気にするな! ネタはあれども仕込み中だったりする時が稀によくある(ブロント語)。筆者のいつも以上にどうでもいい一人語りにお付き合い願いたい。 ―――最近あった(わりと)化石絡みのどうでも…
以前の記事などでも簡単に触れたが、アメリカ・ニューメキシコ州のオホ・アラモ層産のティラノサウルス類が“アラモティラヌス・ブリンクマニAlamotyrannus brinkmani”として命名されるようである。昨年(2013年)秋の時点で記載論文はどうやらin Pressとなっ…
↑パキケファロサウルス族Pachycephalosauriniの骨格図。“サンディ”や"「ウィリアムズ牧場のパキケファロサウルス類」は未記載であり、はっきりいってかなり怪しい図である。産出部位すら定かではない。 先日募集した記念記事ネタであるが、せっかくだから俺…
http://scienceblogs.com/gregladen/files/2014/09/F2.large_-620x589.jpg ↑スピノサウルス・エジプティアクスSpinosaurus aegyptiacus 全長は15mほど。 赤色で示された部分が実際に発見されている部位である。scienceblogs.comより 先日の記事で速報的に紹…
↑オホケラトプス・ファウラーリOjoceratops fowleriの骨格図。模式標本及び多数の参照標本に基づく。スケールは1m 2007年ごろから始まった怒涛の角竜命名ラッシュ(恐ろしいことに現在進行形である)で、これまで不定のケラトプス科とされていたいくつもの標…
読者の皆様は、恐らくイグアノドンの最初の(認識された)化石がイギリス産であることはご存じだろう。当然、マンテルがどーたらこーたらの話は知っているだろうからそういうことにして話を進めたい(強引) さて、命名されてから来年で190年になるイグアノ…
↑ミラガイア・ロンギコルムMiragaia longicollumの骨格図 模式標本ML 433と参照標本ML 433-Aからなる スケールは1m こういう時は勢いである。特にシリーズものにする気はなかったのだが、気まぐれに世界の巨大恐竜博2006始末記第2弾ということにしておく。 …
↑ズビ・アトランティクスZby atlanticusの骨格図 肩関節までの高さはおよそ3m Encyklopedia Dinozaury.comより 今年記載されたのだが、覚えておられる方がいるかどうか。本日取り上げるのはポルトガル産竜脚類ズビZbyである。 さて、本ブログの読者の方の中…
とっくに報道済みである。国立科学博物館の恐竜展示(などなど)がリニューアル工事に入った。筆者としては閉まらないうちに行っておきたかったのだが、福島巡検(しんどかった(小並感))だったりで結局行けずじまいであった。 さて、どのようなリニューア…