2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「ダニー、グレッグ、生きてるかぁ!?⤴」 「アァ・・・ナンドガナァ・・・」 「らえらぷす、殺されたんじゃ!?」 「残念だったなぁ…T☆R☆I☆C☆Kだよ」 一週間ほど音沙汰がなかったわけであるが、房総半島を駆けずり回っていただけである。頼んでいた洋書も無事届き、暖め…
↑Lee et al., 2014より、デイノケイルス・ミリフィクスの骨格図。 a, MPC-D 100/127. b, MPC-D 100/128. c, 合成骨格図 スケールは1m Skeletal reconstruction of Deinocheirus mirificus. From Lee et al., 2014. Scale bar is 1m. しばらく前にデイノケイ…
↑アンキロサウルス科の未定種 あるいはcf.ピナコサウルスsp. MPC 100/1305の骨格図。 スケールは1m MPC 100/1305, Ankylosauridae indet. or cf. Pinacosaurus sp. Largely modified from Paul, 2010. Scale bar is 1m. しばらく前に大きなニュースになった…
先々週にamazonで頼んだ洋書(当然ながら(?)内容は恐竜である)が届かなくてやきもきしている筆者である。届いた暁には筆者の中でひとつ暖めていたことが実行に移せるはずなので、読者の皆様は楽しみにしておいてほしい(自分でハードルを上げる男)。 さ…
↑アレトペルタ・クームジAletopelta coombsiの関節した腸骨と後肢。 腸骨の上に散らばる皮骨に注意。写真はflickrより。 Articulated illia and hindlimbs of Aletopelta coombsi. Osteoderms spattered on illia. Image from flickr. 狙ったわけでもないの…
↑ニッポノサウルス・サハリネンシスNipponosaurus sachalinensisの骨格図。 スケールは1m Skeletal drawing of Nipponosaurus sachalinensis UHR 6590, restored after Nagao, 1936 and Suzuki et al., 2004. Scale bar is 1m. 例のむかわ町のハドロサウルス…
↑“ラプトレックスRaptorex”、タルボサウルス幼体MPC-D 107/7、 “シャンシャノサウルスShanshanosaurus”の骨格図。 MPC-D 107/7は写真を元に描き起こしており、プロポーションや寸法は微妙なところ Raptorex, modified from Paul(2010). Tarbosaurus, based o…
気が付けばブログを始めて1年経っていました。あっという間…と言いたいところですが、実際けっこう長かった気がします。我ながらよく続いたもんだ。 ブログを始めようと思ったきっかけは色々とあるわけですが、ここではあまり触れないでおきます(ヒマな大学…
筆者としてはあまり実感がなかったのだが、いちおう昨年(2013年)は「恐竜イヤー」だったらしい(もっとも、筆者の脳内では常に恐竜祭り状態であるとも言える。特にここ4、5年ばかりは)。主に某獣電戦隊と恐竜と歩く映画のことを指しているのだろう。ちな…
アリノケラトプスArrhinoceratopsといえば、一般にはマイナーではあるものの、最近の子供向けの図鑑にはたいてい名前が出ている程度には有名であろう(断言)。命名自体もそこそこ古い(1925年)アリノケラトプスではあるが、意外と謎の多い角竜でもある。化…
某所の執筆担当でおなじみのラクティアさんによる虫歯建設株式会社(㈱)業務連絡日誌をリンク先に追加しました。 筆者のかしこさでは門前払いを食いそうな某大学にて干潟の研究(で良かったですっけ)をなされているバリバリの院生の方だったりして、色々とそ…
↑ハドロサウルス・フォーキイHadrosaurus foulkiiの模式標本 ANSP 9203、9204、10005(ほかにANSP 9201、9202も模式標本の一部をなす) スケールは1m いわゆるボーンウォーズが勃発したのは1870年代からであるが、ここから輝かしい北米の恐竜発掘の歴史が始…
↑“ディナモサウルス・インペリオススDynamosaurus imperiosus" BMNH R7994(旧AMNH 5866)の左歯骨(内側面) ティラノサウルスと言えば、今日に至るまでにいくつかの属をジュニアシノニムとして取り込んできた。その中に、タッチの差で先取権を得ることので…