2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
↑フクイティタン・ニッポネンシスの骨格図。 図示した以外に歯や部分的な頸椎1つ、座骨や足の末節骨も知られている。 スケールは1m Skeletal reconstruction of Fukuititan nipponensis FPDM-V8468(holotype). Tooth, cervical neural arch, fused ischia, p…
ゼミ発表はどうにか切り抜けた筆者(大袈裟)である。先日取り上げた新たな角竜がお披露目されたので、適当に書いておきたい。 首から後ろの保存状態も悪くないという話だったのでもしやと思ってはいたのだが、なかなか良い出来の復元骨格である。3Dプリンタ…
需要をNT的なカン(大嘘)で察知したので、前記事の補足のためにいくつか図を挙げておこうと思う。 ↑Lull, 1933より、ランス層におけるトリケラトプスの相対的な産出層準を示した表。全て相対的な位置関係である点に注意。限定的な層序学的データに基づいて…
予告なしにだいぶ間が開いたのだが、これは単に筆者が本業で忙しかっただけの話である。なんとかまぁ、無事にゼミを迎えられそうな雰囲気である。タイトルどうしよ…。 さて、トリケラトプスと言えば現在T.ホリドゥスhorridusとT.プロルススprorsusが有効なの…
↑フクイラプトル・キタダニエンシスの模式標本FPDM 97122(の大部分)と FPDM 9712243、FPDM 9712229(参照標本)。スケールは1m Skeletal reconstruction of Fukuiraptor kitadaniensis. Based on FPDM 97122(Holotype), FPDM 9712243 and FPDM 9712229(reff…
1月早々にgdgdシリーズであるが、これは本業が地味に忙しくて仕込みが追いついていない(が筆者としては3日にいっぺんくらいは更新しときたい)ことによる。トリケラトプスのネタは来週あたりを楽しみにしておいていただきたい。 さて、福井から非常にいい感…
さて、すでにあちこちで今年の恐竜展の情報が出てきている。時事ネタは筆者のテンションによって便乗したりしなかったりするのだが、せっかくなので遅まきながらではあるが紹介したい(とりあえず毎度ながらひろさんのブログはイベント情報が早いんだなこれ…
↑シャントゥンゴサウルス・ギガンテウスの骨格図 (主にGMV 1780-1(模式標本)とGMV 1780-2に基づく)。 プロポーションの正確性には疑問の余地がある。 “第38尾椎”を除いては基本的にHu et al.(2001)の計測値に基づく。 スケールは1m Skeletal reconstruct…