2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
おかげさまで気が付けば1万アクセス達成である。応援、ありがとー!(cv. 劇団近代座) で、とくに記念記事的なネタは用意していなかった筆者である。またしても酒の勢いで、gdgdと取り留めもないことを書くが、その辺は許してほしい。 さて、ひとくちに「恐…
↑ジュディス・リバー層産角竜。ほとんどが断片的な標本に基づいている。 メガラプトル科の合成骨格図が妙に大反響でビビった筆者であるが、本当はメガラプトルの記事を書くつもりはなかった(速報的なノリで挟んでみた結果である)。本来こっちを先に記事に…
↑メガラプトル科の合成復元骨格図。 主にアエロステオンとアウストラロヴェナトル、メガラプトルに基づく。 全長は属によって差があるが、最大のもので10mほどと思われる。 頚肋骨、胴肋骨、腹骨、尾は省略した。 いつも以上に信憑性のない図であるので注意…
↑メガラプトル・ナムヌアイクイイMegaraptor namunhuaiquiiの幼体(A)と ディロング・パラドクススDilong paradoxus(B)の頭骨 スケールは2cm。Porfiri et al., 2014より 読者の皆様にはご存知の方も多かろう。最近の論文でメガラプトラ(メガラプトル類)M…
↑アメリカ南西部から産出した“ティラノサウルス・レックス” 解説は本文参照 先日のダスプレトサウルスの記事でちょっと触れたのだが、ここ数年ティラノサウルス科の細分が進んでいる。かつて古くからの属にひとくくりにされていた標本の再分類が進んだりなん…
今回のネタはちょっと危険かもしれない(が別にそうでもないかもしれない)。そもそもこの間の東京国際ミネラルフェアに行かれた方にしか通じない話かもしれないが、ご容赦願いたい。とりあえず何も知らない筆者が書き散らかしているだけなので、いつも以上…
↑マグナパウリア・ラティカウドゥスMagnapaulia laticaudusの骨格図 (コンポジット)及び模式標本と最大の標本のサイズ比較。発見部位を白で示す。 未発見のクレストが「コリトサウルス型」に復元されている点に注意。 Prieto-M?rquez et al., 2012より ラ…
↑ダスプレトサウルスおよび未命名の近縁種。 "Sir William"は後眼窩骨や頬骨なども発見されている。 また、MOR 590のスケールは正確ではない。 CMN 8506の胴肋骨は全て発見されているわけではない。部位ははっきりしないが 血道弓も発見されている。 Loewen …
↑レイモンドことNSM-PV 20379の骨格図。骨化腱のほか尾椎もいくつか発見されているが省略した。スケールは1m。 国立科学博物館に行かれたことのある方は多かろう。地下の恐竜ホールは非常に気合の入った作りであり、いくつかの重要な標本が展示されている。…
さて、トロオドン類Troodontと言えば、とりあえず白亜紀前期~後期のアジア、および白亜紀後期の北米が思い浮かぶ(ちょいちょいジュラ紀後期ごろのトロオドン類と思しき連中(アンキオルニスなど)が出ているのは皆様ご存じだろうが、正直あの辺りの系統は…
↑トリケラトプス・ホリドゥスの骨格図。様々な部分的な資料に基づく。 頭骨とプロポーション、大きさはTCM 2001. 93. 1に合わせてある。 スケールは1m その1を書いてからだいぶ経ってしまったのだが、どっこい第2弾である。前回と同様、骨学何それおいしいの…
素人が酒の勢いで書く話である。延々とまとまりのない話で申し訳ないが、そのあたりは許してほしい。 ちょっと最近思ったこと。 恐竜に限らず、化石脊椎動物は、条件(化石の保存状態、需要、サイズなど)が揃えば復元骨格が製作される場合が多い。たいがい…