GET AWAY TRIKE !

恐竜その他について書き散らかす場末ブログ

ものすごくどうでもいい話

 おかげさまで気が付けば1万アクセス達成である。応援、ありがとー!(cv. 劇団近代座)

 で、とくに記念記事的なネタは用意していなかった筆者である。またしても酒の勢いで、gdgdと取り留めもないことを書くが、その辺は許してほしい。


 さて、ひとくちに「恐竜が好き」と言ったとして、果たして恐竜の何が好きなのだろう。何のためらいもなく「全部」と言えればそれがベストな気がするが、好きになったきっかけというか興味の偏りというか、なにかしらそういうものは存在するのではないだろうか。

 もちろん、化石から入ってきた人も多かろう。最近では、「変な生き物」という視点から入ってくる人も結構な数がいるような気がする(気がするレベルの話である)。


 実を言えば、筆者は地質というか化石屋見習いである。構造地質とかそっちはさておき、一応卒論で某県某所(以前ブログでネタにしたところ)の地層をほじくりまわし、あわよくば歯のひとかけらでも発見してやろうという謎の野望に燃えている男である。ゆえに、あまり生物屋さんの話はできない(高校は生物取ってたけどさ……物理とか許してくださいお願いします何でもしますから!)。ただ、無知を承知で言っておこう。「“まとも”な生き物は果たして存在するのか?」と。

 もちろん、見てくれから入るのは至極真っ当なことであろう。もちろん筆者もそういう例はいくらでもある。ただ、「面白い形」で興味が止まってしまったら、あまりにもったいない気はするのだ。TVにしろ書籍にしろ特別展にしろ、そこから先を見せてくれるものはなかなかないように思える。


 話があっちこっち飛び過ぎて(書いてる本人も)訳の分からないことになっているのだが、要するに、あまり恐竜を“恐竜”という色眼鏡で見ない方がよいのではないか、ということを言いたいだけである。
 確かに、(非鳥類)恐竜は今の我々からすればユニークな動物である。いま生きていれば、かなり人目を引く動物ではあったかもしれない。

 あくまでも筆者の私感である。私感でしかないのだが、「色眼鏡」で見てしまうと、いまいち面白さが見えなくなってしまうような気がしなくもない。面白さを突き詰めていった先、本質的なところに残るのは太古の生物への驚嘆と畏敬の念のような気はするのだが、サイエンスとしての恐竜の楽しさというものが色眼鏡を通すとあまり見えなくなってしまうような気がするのである。

 要するに、筆者のこのモヤモヤした感じは、「目を引く」恐竜(には限らないが)の新種が発見された時に検索結果を埋め尽くすあの感じである(共感してくれる読者がいるかはさておく)。いつもあの画面を見るたび筆者はよくわからない違和感を覚えるのだが、それは単に筆者が神経質というかアレなだけかもしれない。