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恐竜その他について書き散らかす場末ブログ

世界最大の恐竜博2002始末記⑥+世界の巨大恐竜博2006

 一応、世界最大の恐竜博2002始末記は今回でおしまいである。〆はやはり竜脚類となった。

 さて、“モアボサウルス・ユタエンシスMoabosaurus utahensis”をご存じだろうか。世界の巨大恐竜博2006にて、記載準備中の北米産ティタノサウルス類として復元骨格(キャスト)が展示された恐竜である。アメリカはユタ州シーダー・マウンテンCedar Mountain層のイエロー・キャットYellow Cat部層上部(白亜紀前期アプチアン前期、ガストニアやユタラプトル、ネドコルバーティアやシーダロサウルス、プラニコクサなどと同層準)の産出であり、数少ない明確な北米産ティタノサウリア(のはず)である。恐竜博2006の展示中ではアラモサウルスの祖先であるという位置付けがなされていた(アラモサウルス北米起源説)。

 恐竜博2006の図録中では「論文掲載待ち」とされていた“モアボサウルス”だが、いまだに未記載(つまり裸名nomen nudumである。ゆえに表記は斜体にしていない)だったりする。そんな不遇(?)な恐竜ではあるのだが、どうやら日本初公開は恐竜博2006ではなさそうである。

 恐竜博2002にて、「ティタノサウルス類」の全身骨格(実物)が展示されていたのだが、どうもこれが“モアボサウルス”の(将来的な)模式標本のようである。裏付けは取れていない(殴 のだが、パンフレットの記述や写真、ディノプレス⑦を読む限り、そう考えてよさそうだ。

 いかんせん“モアボサウルス”は(なぜかいまだに)未記載であり、あまり深入りはできない。ただ、筆者の私感ではあるが、アラモサウルスと特に密接な関係にあるようには見えない。北米の竜脚類白亜紀前期に一度絶滅したと考えた方がしっくりくるように思える。

◆追記◆
すったもんだの末にようやくモアボサウルス・ユタエンシスが正式記載された。蓋を開けてみればモノグラフだったわけで、とりあえずめでたしめでたしである。


ジョジョ・・・写真ってのは判読に限界があるなあ
おれが短い人生で学んだことは・・・・・・・・・・・・
人間は写真を判読すれば判読するほど予期せぬ写真で判読がくずされるってことだ!
・・・・・・・・・・・・
自分の目で確かめねばな・・・・・・

、、、、、、、、
おれは横浜にいくぞ!ジョジョーーッ!

おれは上野駅を超越するッ!
ジョジョおまえの金でだァーッ!!

※筆者はちゃんとジョジョを読んだことはありませんのであしからず