GET AWAY TRIKE !

恐竜その他について書き散らかす場末ブログ

科博の恐竜展

ステマ臭い文になったけど気にしない!(不幸にして筆者は科博の回し者ではない)


 10月26日から始まる「大恐竜展 ゴビ砂漠の驚異」http://daikyoryu.comが気になって仕方がない。なんといっても実物標本祭りである。

 大阪で以前行われた恐竜展が巡回してきたようであるが、大阪の様子を見る限りでは期待するしかない。タルボサウルスの例の幼体MPC-D 107/7やサウロロフス(もちろんアングスティロストリスの方のはず…だが、福井県博のレプリカのキャプションはS. spであった)のほか、(おそらく)タラルルスや「元」サイカニア、そして個人的に最大の目玉のオピストコエリカウディアなどが展示されるようである。恐ろしいことに「『ホロタイプ標本』が約10点展示される」とのこと。どういうことなの…。

 なんとオピストコエリカウディアに至っては、ホロタイプ(の実物)でわざわざ復元骨格を組み立てるという暴挙(褒め言葉)に出るそうである。
 筆者の知る限り、オピスト(ryの復元骨格は、キャストを使った3Dのものがポーランド科学アカデミー(ホロタイプを所蔵しているのもここ)に、ウォールマウントのもの(もちろんこれもキャスト)がオスロ大学古生物博物館にあるのみである。頭部と頸部がどう復元されるかを含めて、楽しみなところである。