GET AWAY TRIKE !

恐竜その他について書き散らかす場末ブログ

特別展「生命大躍進」レポ

 前回かはくのリニューアルされた常設展について紹介したので、今度は特別展「生命大躍進」のレポートといきたい。夏休み中の混雑は日を見るより明らかだが、幸い会期が長い(10月4日(日)まで)ので、9月になってからでも安心である。また、名古屋、愛媛、大阪、岡山と巡回するのもありがたいところである。
 
イメージ 1
 年代順に進んでいくかっこうとなっているので、割とすぐにバージェスの連中のお目見え(エディアカラのは写真がうまく撮れなかった。。。というか、全体的に筆者のへっぽこ撮影技術&機材ではかなりしんどかったのも事実)である。とりあえず、入り口からちょっと進んでこんなものが出てくるので、人波がものすごいことになるのは自明である。

イメージ 2
 前半身だけで正直お腹いっぱいになれるのだが、こんなのまである始末。もちろん、バージェスの他の連中もこのクラスの化石(ネクトカリスの完全体とか)がガンガン飛んでくる。相応の覚悟が必要だろう。

イメージ 3
 バージェスだけにいい顔はさせない、ということでこいつらも多数参戦。相変わらずため息の出る保存状態である。

イメージ 4
 ステルススティンガーとサックスティンガー、あるいはマザーファンネルとチルドファンネル(違

イメージ 5
 三葉虫カンブリア紀からしっかり展示。無意識のうちに値段を計算しようとするのは悪い癖である。

イメージ 7
 一昨年のモンゴル展以来、この手の表記が増えた気がする。表記がはっきりしているのは嬉しいところである。ボロいラベルが貼りついているのがまたそそる。

イメージ 6
 さりげなく単弓類もちょいちょいレアものが。レプリカではあるが、元標本が素晴らしいとやはりいいものである。

イメージ 8
 恐竜も脇役ながら割といいチョイスといった印象。しかし映り込みがひどい。

イメージ 9
 実はヤンチュアノの頭骨をちゃんと見るのは初めてだった筆者。

イメージ 10
 新生代の化石哺乳類もなかなか充実している。この辺の化石は質感がとても美しい(が筆者の写真には反映されていない)。

イメージ 11
 当然化石人類も充実している。ライティングの関係でほとんどホラーのような写真になってしまった。



 駆け足かつ恐ろしく適当に紹介したが、やはりこの展示は自分の目で確かみてみろ!確かめられることをおすすめする。超一級品の化石が揃っており、複数回通う価値はあるだろう。
 いささか展示解説と実際の展示の間にギャップもあったり(解説は遺伝子推しであり、微妙に噛み合ってない部分もある印象)もするのだが、その辺はご愛嬌というべきだろうか。とはいえ、これだけの化石が一堂に会する機会はまずあるまい。あんな化石からこんな化石まで、存分に驚かせてくれるだろう。
 写真の撮りにくさをちょいちょい愚痴ってはいるが、そのあたりはえらい気合いの入った図録に綺麗な写真が載っているので割と無問題だったりもする。(しかも図録の通販もある。展示を見に行けない方も、図録だけはぜひ買われたい)
 NHKスペシャルの評判はパッとしなかったが、展示の方は特濃でどっぷり浸かれること請け合いである。

(余談になるが、毎度海洋堂はいい仕事をしている。筐体の脇に両替機も完備されているので、「わーっ、あてるぞ!!」と叫びながらガチャガチャを回そう)


ジョジョ・・・人間ってのは写真判読に限界があるなあ
おれが短い人生で学んだことは・・・・・・・・・・・・
人間は写真を判読すれば判読するほど予期せぬ写真で判読がくずされるってことだ!
・・・・・・・・・・・・
直接目に焼き付けねばな・・・・・・

、、、、、、、、
おれは横浜に行くぞ!ジョジョーーッ!

おれはヨコハマ恐竜博を見学するッ!
ジョジョおまえの金でだァーッ!!