さて、南アジアの恐竜というと、日本における知名度はあまりない。最近まで研究が進んでいなかった(始まったのはそこそこ昔だったりもするのだが)ということもあり、学名の付いている種が(まだ)あまりなかったりもする。
そういうわけで、必然的に展示はマニアックな連中が出てくることになる。目ぼしい展示(予定)の品についてはリストが出ているのだが、タイ産(!)マメンチサウルスや浙江省産の未命名のテリジノサウルス類(書き方からするとどうも復元骨格が来るらしい)、タイやラオス産のプシッタコサウルス、タイ産のカルカロドントサウルス類など、かなり通好み(を通り越している感)のものも展示されるという。
プウィアンゴサウルスの復元骨格についてはここではあまり書きたくないのだが、ラオス国外初公開というイクチオヴェナトルの復元骨格は多分見もの(希望的観測)である。以前の特別展でお披露目された出来の良いタイ産イグアノドン類の復元骨格も再び顔を出すとのことで、その辺はちょっとほっとする。
てっきりプウィアンゴサウルスとシャモティラヌスの復元骨格か何かでお茶を濁すとのかとも思っていたので、こういうラインナップを揃えられてくると心の動く筆者(基本ちょろい)である。卒研なぁ。。。