今日のフィールド調査も空振りでした。おわり。
博物館は非常に大きい。そばの道を歩いているとスペースワールドから絶叫が聞こえてくる壮絶な立地(駅の時点ですでに悲鳴が聞こえる)であり、電車によるアクセスは非常に優秀である。
入口で出迎えてくれるダンクルオステウス。目がかわいい。
肩帯の復元がFMNHのオリジナルから修正されている点は高ポイントである。支持フレームがない分、FMNHの骨格より見やすいのが嬉しい。
スーのすぐ後ろでは“セイスモサウルス”とカマラサウルスがにらみを利かせてる。
よう、13年ぶりだな
セイスモサウルスの生きた証、左座骨遠位端。
アロサウルス、クリオロフォサウルス、エオラプトル。ここのアロは涙骨突起がしょぼいのが気になるが、そもそもなんというか頭骨全体がパチ臭いので無問題。
なんだか前足のポーズがかわいいステゴサウルス。頭骨はステノプスの模式標本の無修正レプリカのもよう。
さりげないウタツサウルス。
ジュディス・リバー産コリトサウルス(一応カスアリウスだが…。産地の時点で疑心暗鬼に陥る筆者)。純骨のウォールマウントである。
これまたさりげなく展示されているチェージャンゴプテルスの頭骨。アズダルコ科の中でも多分最良の頭骨(の複製)と思われ。
恐竜軍団(第二陣)。スーとスタンが揃っているのは世界でもここだけである(多分)。
せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜフリルの裏側も。
gdgdなつくりがすべて味になっているプロトケラトプス(原標本はPIN)。
せんせー!ギガノトの頸椎が(オリジナルの時点で)ガタガタです!
わかりずらい位置に潜伏するデイノスクス。キャプションがフォボスクスなのが非常に高ポイントである。
いわゆるヒプセロサウルスの卵。実は初めて見た(多分)筆者である。
この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ、とでも言いたげなメガロドンの顎。
化石哺乳類のみなさま。
インドリコテリウムの頭骨。すごくおおきかった(小並感)。
素晴らしい出来のブロントテリウム。宝くじの普及宣伝事業でやって来たそうな。
針金細工みたいな足がチャームポイントなヒラコテリウム。AMNHのウォールマウントの複製なのが泣けるんだまた。
マムート(というかマストドン)の頭骨は案外珍しい気もする。この角度だとやたらかわいく見えるのは筆者の気のせいだろうか。
ここのパレオパラドキシアはがに股ではない点に注意。筆者としてはこっちの復元の方がしっくりくる気がする。
ゴンフォテリウムの頭骨(レプリカ)。いつ見ても思うが、破損の関係でやたら強そうである。
ジゴリザの頭骨(レプリカ)。古代鯨は歯の形態がたまらない。
タラッソメドンの骨格(レプリカ)。日本で展示しているのはここくらいだろうか?
丁寧な作りが嬉しいティロサウルスの骨格。
飛行ポーズのズンガリプテルスはなんだか新鮮である。こうして見るとあまり頭でっかちな印象はない。
7年ぶりとなるケツァルコアトルスとの再会。今見ると頭骨などは(仕方のないことだが)かなり記号的な作りである。
か
く
ご
は
い
い
か
何の光!?
へんし゛か゛ない。 たた゛のしかは゛ねのようた゛。
なんとぉー!!(MEPEによって物理分身した“ワキノサウルス”)
マメンチサウルスは た゛いは゛くはつをおこした!
ジオラマを抜けると、復元「過程」の展示がある。こういった過程の展示は個人的に非常に重要であるように思う。なんというか、最近粘土で恐竜作ってないや・・・。この辺の話はディノプレス⑤に詳しい。
非常に原始的な方法なのがなんとなく嬉しい。
北九州ということで、忘れてはいけないプロトプテルム科である。ここまで状態の良い関節した頭骨が出ていたとは知らなんだ。
これはヒキダコウモリダコです。皆さんの中にも、ニュースで見た人がいるだろう?(馴れ―ション)
本博の展示は非常に充実しているのだが、いちいち紹介するときりがないのでこの辺で勘弁願いたい。紹介はしなかったがアンモナイトの展示は非常に充実しており、歴史系の展示も数多くあった。展示の質・量ともに充実しており、「過程」の展示などもユニークである。