GET AWAY TRIKE !

恐竜その他について書き散らかす場末ブログ

2014年展望

フツーこういう記事は今年の最初に書いとくべき気もするが、気にしてはいけない。

 さて(唐突)、現段階ではっきりしている今年(2014年)の恐竜展についてはひろさんのブログが詳しい。汎企画21が潰れた関係で幕張はお預けだが、そのぶん各地で良さげな恐竜展が開かれるようだ。

 まずは、3/19~6/8の「発掘!モンゴル大恐竜展」(@名古屋市科学館)。科博でちょうど開催中のものが巡回してくるようだ。展示の質の良さは折り紙つきである。科博開催verのレポートはこちら

 続いて、3/21~5/25の「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス ~知られざる大陸ララミディアでの攻防~」(@大阪市立自然史博物館)。角竜スキーは全員集合である(茨城県民には佐賀は遠すぎたが・・・大阪ならイケる!)。近年命名された新顔角竜に加え、同じく新顔のティラノサウルス類も集まるようだ。角竜の興亡史を戦国時代に例えるあたり、企画した人は「分かってる」人である(と角竜マニアの筆者は確信する)。バーピー博物館から“Homer”のレプリカも来日するらしく、これは外せない。

 恐竜と言えば夏の季語(うそ)だが、7/11~10/13にかけて、福井県立恐竜博物館では「スペインの奇跡の恐竜たち」(まだサイトが立ち上がってないのは仕方ないね)が開催されるようである。スペインと言えば、かのラス・ホヤスしか思い浮かばない筆者だが、最近では白亜系の最上部からハドロサウルス類が見つかったりもしているはずである。あのコンカヴェナトルが来日するそうで、こうなりゃ東京ー福井間の新幹線の券を買うしかなさそうだ。
 
 さらに関東も負けていない。7/12~10/5に、上野の国立科学博物館にて「太古の哺乳類展」が開催されるという。恐竜ではないが、絶滅哺乳類も凄まじいのが揃っている。絶滅哺乳類について学ぶにはいい機会である。
 また、7/16~8/28には、パシフィコ横浜で「ヨコハマ恐竜展2014~新説・恐竜の成長~」開催だという。大阪や福井で巡回していたアレだが、なにしろ関東での開催は初である。トリケラトプスの亜成体や幼体、そしてトロサウルスの頭骨というレア度の高い標本が展示されるはずである。ティラノサウルスも、“B-Rex”やMOR 008が展示される(と信じている)ので、見ておくべき恐竜展であろう。福井開催時にパンフレットを通販で買った(だって受験だったし!)筆者だが、当然行く気満々である。

 というわけで、今年の夏休みまでの恐竜展についてざっと紹介してみた。ひろさんの情報提供に感謝である。
 筆者のカンが、秋以降にミュージアムパーク茨城県自然博物館で恐竜展をやりそうな雰囲気を感じ取っているが、果たしてどうなるかは神のみぞ知る…である。期待してますんで開館20周年記念特別展はガチで頼みますよミュージアムパークさん。