大恐竜展のレポらしきもの 後編

　世間（？）がSVPとリスロナクスLythronaxの記載関連で騒がしくなってきたところではあるが、とりあえず大恐竜展レポもどき後編。

　サイカニアSaichaniaの模式頭骨（のキャスト）＋未同定のアンキロサウルス類（一応cf.ピナコサウルスPinacosaurusにするとかしないとか）。「みんなの知っているサイカニア」は犠牲になったのだ・・・。この辺は展示のキャプションでもちゃんとフォローされている。

　テリジノサウルスTherizinosaurusとデイノケイルスDeinocheirus。とりあえずデイノケイルスの復元についてはナショジオのニュースなどが分かりやすくてよいだろう。追加標本発見までの経緯などは小林快次先生のエッセイに詳しい。

　とりあえず、ここまで奇怪な姿になるとは誰も思っていなかったはずである。

　オピストコエリカウディアOpisthocoelicaudiaさん。まぎれもなく今回の目玉の一つ。生で見ておくことをオススメする。

　福井県立恐竜博物館のキャストでもおなじみ、タルボサウルスTarbosaurusとサウロロフス。両者ともかなり完全な骨格である。右下の人が物理分身しているのは気にしてはいけない。なんとぉー！

　ガリミムスGallimimus親子。大人（ホロタイプ）の骨格の方は地味にデカい・・・が、よく考えてみればガリミムスはオルニトミモサウリアの中では（デイノケイルスという規格外は除き）かなり大型の部類に入る。アリオラムスAlioramusといい勝負になりそうな気がする。

　エステシアEstesiaお前ドクトカゲだったんか・・・（ただのオオトカゲだと思っていた）

せんせー写真が納まりきりません！！というわけで延長戦に続く！