そうは言っても、さすがに院に行くつもり(就活してない(爆殺))の学部4年なので、そろそろ学会の聴講デビューくらいはしておかないと色々アレである。そういうわけで古生物学会に足を運んだ筆者であった。
学会発表についてはすでにアブストラクトが公開されている。要旨なので(当然だが)発表の基本的な内容についてはそれで把握できるだろう。古脊椎動物がらみでもかなり目を引く話が何件かあったので、各自目を通されたい。(今回の学会で一つはっきりしたことは、当分フクイサウルスの骨格図は描けない(描く勇気が出ない)ということである。)
学会ということで刺激的な話も多く、素直に楽しめた。技術的な話にも興味深いものがあり(方法そのものはすでに堆積屋さんには割とおなじみのやり方ではあったのだが、生物に応用するというのはなかなか大変な話である。というか、W大学に薄片を作る専門の部署があるらしいという事実に打ちのめされた貧乏大学の学生)、色々な意味で勉強になった。
また、物販もあり、論文別刷り取り放題という凄まじいところもあったりで、物理的な収穫も少なからずあった筆者である。
そういうわけで、今回は某大学の院生であるLさんに大変お世話になりました。那珂ちゃんは研究室に飾らせていただきます!