振り返れば今年も色々あった。ブロントサウルスが有効属へと返り咲き、突拍子もない形態でイー・チーが一世を風靡した（そんなことはない）。胡散臭い話の代表だったヘルクリーク産の大型ドロマエオサウルスが一躍表舞台へ踊り出たりと、割と今年は意表を突かれた感がある。もっとも、角竜の命名ラッシュは相変わらずで、命名の気配を漂わせていた「アラスカ産エドモントサウルス」は新属ウーグルーナールクになった。また、国内でもコシサウルスや新たな卵属が命名されたりと、わりと賑やかだったように思う。
国内の特別展といえば、復活した幕張はパッとしなかったとはいえ、生命大躍進の展示は素晴らしいものであった（ただしN○Kスペシャル、テメーはダメだ）。ヨコハマ恐竜博の評価は難しい線であるが、うーん。大阪市博の春の特別展や、福井の夏の特別展はなかなかのものだった。
で、本ブログはと言えば、筆者の本業のあおりをもろに受けてここしばらくの更新はさっぱりであったのが悔やまれる。なかなか仕込みの時間が取れないのが辛いところだが、まぁ仕方のないところである。よせばいいのに始めたTwitterの方はわりとふらふらしているので、みかけたら声をかけてほしいところだったりもする。今年やり残したことは去年以上に多いのだが、とある方のご厚意でタニウスの骨格図を描くことができたのでよしとしたい。
そんなこんなで卒論はわりかし順調なので、3月あたりには更新ペースが戻せるといいのですが･･･（フラグ）。どうぞ来年もGET AWAY TRIKE !をよろしくお願いします。
（新年1発目の記事は最近何かと話題で筆者とは因縁の浅からぬチンタオサウルスを予定。乞うご期待！）
