GET AWAY TRIKE !

恐竜その他について書き散らかす場末ブログ

科博リニューアルについてgdgdと その2

 みなさん、お待ちかね!
 昨年の秋からリニューアル工事中だった
国立科学博物館の地球館第Ⅰ期展示(旧新館)が、
7月14日(火)にリニューアルオープンするのです。
 科博に押し寄せる恐竜オタクたち。
しかし、その裏ではNHKが恐るべき罠を仕掛けていたのです。
国立科学博物館リニューアルオープン「悪夢の混雑!生命大躍進とモロ被り」に、
レディ・ゴー!
(cv.秋元羊介

 国立科学博物館のリニューアルに関するプレスリリース第二報が昨日付で発表された。もともと5月中旬には発表されるという話だったのでだいぶ気をもんだ筆者なのだが、ここまで来ればあとは公開まで突っ走るだけである。
 過去2回に渡って(又聞きの)科博リニューアル情報について書きつづってきたのだが、プレスリリース第二報の情報も合わせて、今一度書いておきたい。

 リニューアル前の地球館(元“新館”部分)ではB1Fに恐竜系の展示が集約されていたのだが、今回のリニューアルで1Fと3Fにも恐竜が展示されることになる。
 まず、B1Fの展示の変更点についてだが、

ティラノサウルスはしゃがみポーズのバッキー(恐竜博2011で展示されたもの)が追加。スタンは3Fに移設(後述)
トリケラトプス・プロルススLACM59049の骨格レプリカ(恐竜博2011で展示されたもの)が追加。
パキケファロサウルス“サンディ”の純骨を組み立てたものが追加
・抱卵姿勢に組み立てられたシチパチの骨格レプリカ(原標本不詳)が追加
・フロア形状を改修(これが一番のメイン)

 基本的な情報については、以前ここで書いた通りひろさんのブログで紹介された通り)である。以前展示されていた標本については特に情報がないのだが、展示レイアウトからして、サンディのレプリカ2体は撤去されると思われる。また、レイモンドはそのまま引き継がれるようだ。ほかの展示標本についても、基本的に変化はなさそうである。

 1Fの展示は「地球史ナビゲーター」と銘打っているのだが、ここに有名なアロサウルスの復元骨格(前傾姿勢に組み立て直されている)が常設展示される。プレスリリースの画像を見るかぎりでは、全周囲から観察できるようだ。

 3Fには、リニューアルの目玉の一つであるティラノサウルス幼体の復元骨格(仮想的にデジタル復元されたもの)が展示される。また、プレスリリースに直接的な記述はないものの、スタンもこちらに移設されたようだ。成体と(仮想的な)幼体が並ぶということで、楽しみである。
 3Fの展示については「入室整理券による当日予約制」となるそうなので、注意したい。ちびっ子(とその親)が展示のメインターゲットとのことなので、土日の真昼間は混雑しそうである。可能であれば、平日に行ってしまうのが手だろう。


 今年の夏の科博は多分地獄絵図(混雑的な意味で)になると思われる。特別展「生命大躍進」(7/7(火)~10/4(日))と被るので、一度に見るよりも(近場の人は)対象を絞って複数回行く方が安全かもしれない。とりあえず複数回行きたい筆者である。内覧会かぁ。。。